賛助会員ホームページ

武蔵屋豆腐店



当店は『弁天ポイントカード』加盟店です。

電話番号 042-377-6311
定休日 毎週木曜日
営業時間 AM7:00〜PM7:30
・取扱商品
・価格
・特徴
・独自サービス
・配達の有無
 等、店よりの
 お知らせ
豆腐、油揚げ、生揚、がんも

多少にかかわらず配達致しま
す。








2011年6月23日
NSK商店会レポート

 商店会賛助会員である日本システム開発(株)(NSK)の新入社員の皆さんが、過去に公開していた『商店会ブログ』に書いてくれましたお店紹介記事です。

NSK商店会レポート『武蔵屋豆腐店』さん

こんにちは、NSK新人社員の水谷です。
昨年に引き続き、新人社員研修の一環として弁天通商店会へのインタビューを行うということで、今回武蔵屋豆腐店さんへお伺いしました。

武蔵屋豆腐店さんはこちら
NSKから矢野口方面に向かって4、5分歩くと右手側に見えてきます。

営業時間は7:00〜19:30

木曜日は定休日ですのでお気をつけ下さい。
ちなみに季節によって営業時間は変わってくるそうで、夏は6:30頃から開けているときもあるとか。
(5:00にはお豆腐を作り始めるそうです。お豆腐屋さんは早起きですね。)

■お店の歴史

さて、こちらの武蔵屋豆腐店さんが創業されたのは昭和37年(1962年)、来年にはめでたく創業50年を迎えます。NSKはもちろん弁天通商店会が出来る以前からお店を構えています。

お店を開けた当時は「弁天通」という名もまだなく、一面梨畑に砂利道といった風景だったとか。
商店会を作る際に名前が必要だ!ということでこのブログトップにも書かれている通り、弁天洞窟に因んで「弁天通」と名づけられたそうです。(武蔵屋豆腐店のご主人は「弁天通商店会」名付け親の一人なのです。)

■ご主人について

元々お家が豆腐屋だったご主人は若い頃はラッパを吹きながら豆腐を売り歩いていたそうです。
その頃は田園調布にいらっしゃったそうですが、同じく弁天通にある日の出屋さん(八百屋さんですね)の紹介によって現在の場所でお店を構えられたそうです。
15歳の頃から豆腐を売っていたというご主人。この道60年の大ベテランです!

■地域との関わり

武蔵屋豆腐店さんは配達も行っています。地域の保育園の食堂用にも商品を配達しているそうです。 軽トラやバイクで御用聞きをしながら廻られているそうですが、開店からの付き合いの常連さんもいらっしゃるとのこと。つまりおよそ50年の付き合いに!半世紀もの付き合いが築けるなんて素敵ですね。
おいしい商品とご主人の気さくなお人柄あってのことだと思います。

お忙しい中お邪魔したにも関わらず、私と先輩社員を温かく迎えてくれた武蔵屋豆腐店さん。常連さんが出来るのも頷けます!
お客さんとも親しげにお話されている姿を取材中に何度も見かけましたし、武蔵屋豆腐店さんはまさに地元密着のお豆腐屋さんなのです。

■オススメメニュー

武蔵屋豆腐店さんのお勧めメニューはもちろんこちら、お豆腐です!
《にがり豆腐》
やわらかすぎず固すぎずの丁度良い歯ごたえのお豆腐でした。
お味噌汁に入れるとおいしい!
さっぱりしたお味で、冬には鍋にぴったりです。

《寄せ豆腐》
冷奴や湯豆腐によく合いそうなお豆腐です。にがり豆腐よりやわらかめに作られています。
味が濃いのでお塩で食べても美味しかったですよ!


この「にがり豆腐」、「寄せ豆腐」は天然にがりを使用したお豆腐です。

にがりは海水から取られる食品添加物です。
よく肌に良いのは弱酸性などと耳にしますが、人の体内に入れるものはアルカリ性のものが良いそうです。
海水で取れるにがりはアルカリ性なので健康にも良いのです!
そしてお豆腐の加工食品といえばこちらのがんもどき
《京がんも》
丁度いいサイズに作られているのでとても食べやすいです。
やわらかめの食感で、味が染み込みやすいので煮物にオススメ!
ご主人に勧められてお味噌汁にも入れてみましたが油揚げより食べ応えがあって美味しかったです。
《豆乳》
お豆腐の味そのまま!といった濃厚な豆乳です。

お肌に良さそうですね!
■ドラマの撮影

皆さんご存知でしょうか?武蔵屋豆腐店さん、「ごくせん3」の撮影現場になったことでも有名なのです。(上記の豆乳はその撮影の合間に三浦春馬さんも飲んでおられたとか!)
石黒英雄さん演じる生徒の実家がお豆腐屋さん。その撮影に武蔵屋豆腐店さんが使用されたということです。
「ごくせん」を知らなかったというご主人ですが、この撮影はご主人のお孫さんの強い希望もあってOKを出したそうです。
放映直後は俳優さんのファンが来て「ごくせん豆腐下さい」と訪ねてきたとか。さすが有名ドラマ、ファンのチェックが鋭いです。

私も撮影時の写真やサインを見せていただきましたが、ものすごい人数の役者さんが武蔵屋豆腐店さんに集合していたようですよ。(撮影スタッフの方々も含めると70人程の関係者がいらっしゃったのだとか) 武蔵屋豆腐店さんを訪れる際には是非「ごくせん」を思い出してみて下さいね。

■こだわり

武蔵屋豆腐店さんのこだわりは手作りであること!
豆腐もお揚げもがんもどきも真心こめた手作りです。
それだけに、手作りならではの柔らかすぎず硬すぎず、弾力のあるおいしいお豆腐が出来上がります
しかし、それでもご主人は毎日勉強の日々だとおっしゃいます。
お豆腐作りには日々の天気や気温によって作り方に変化が必要なのだそうです。

ご主人は豆腐の原料である大豆は生き物だとお話されていました。 大豆のふやかし具合がお豆腐の出来に影響してくるので、気温によって大豆を漬ける時間を変えていかなければなりません。
寒いときには長く、暑いときには短く、長年の経験から学んだ適切な時間、大豆をふやかすそうです。

豆腐を加工した油揚げなどの揚げ物もそうですが、どれもちょっとの火加減が大事なものなので、ご主人自身も気に入ったものを作るのは非常に難しいそうです。

まさに豆腐作りは職人技なのです!

■おわりに
以上、武蔵屋豆腐店さんのご紹介でした!

お話が盛り上がりすぎて長居してしまいましたが、弁天通商店会の歴史やドラマの撮影秘話も聞けてとても楽しかったです!
ちなみに武蔵屋豆腐店さん、水曜日が特売日となっております!
大変お買い得なので是非足をお運びください!
それではこれにてレポートを終了させていただきます。

お忙しい中、時間を割いて下さった武蔵屋豆腐店さん、本当にありがとうございました!

ページトップへ